誰かを辞めさせるために必要な事

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会社にいると、採用に関わらずに新しい方が入って来て、現場に下ろされる事はある話だと思います。その場合、改善するためには2択しかありません。それは採用に関わり、面接等を見直し、そもそも入ってくる人をもっと絞るか、もしくは、現場で教育し、活躍してもらえるような人材に育てるかです。

しかし採用を改善したり、現場で色々な教育したとしてもどうしても合わない方というのは存在します。そういった場合、やはり辞めていただくしか選択肢が残らない場合があります。その場合、今の御時世、辞めさせるというのはかなり難しくなってきているので、しっかりと手順を踏んでいかないと訴えられたり、クレームが来て、かなりの工数を取られてしまいます。それでは、具体的にどういう事をしていかないといけないのか、見ていきましょう。これはもちろん、全部したから大丈夫とかいうわけでもないので、参考までにしていただけばと思います。

指導記録を残し、猶予期間を与える

いきなり成果が出ないとかパフォーマンスが優れないからと言って、すぐにやめさせる事はできません。まずは指導をする必要があります。それもしっかりお互いに合意を得て、進めていく必要があるので、結構めんどくさいです。それではどういう指導をする必要があるのか?一つはパフォーマンスや勤怠等、改善してもらいたい項目を数値で目標として示し、例えば同僚であったり同じ階級の人と比較してどれくらい劣っているのか、というのをメールや書面で示して、口頭でもMTGを組んで説明し、メールで同意を取るという手法です。口頭だけだと、後々に言った言ってないという主張をしてきたりしたら、証拠がないので、不利になる可能性が高いです。なので、口頭で伝えた内容をメールで伝え同意をもらうか書面に同意のサインをしてもらうという事が必要です。もし、それでもクレームを言ってきそうな方に関しては、音声を録音取るというのをするのが良いでしょう。なんでこんな事しなきゃいけないのと省いていると余計に工数がかかるので、一つひとつやっていきましょう。

後、改善内容も妥当なものでないと無理な事を求めてきたと言ってくるので、適切なものにしましょう。そして猶予期間を少なくとも1ヶ月は与えましょう。3ヶ月も与えれば十分なので、その改善内容に応じて期間を変えていきましょう。

サポートをしっかりする

これはなんでこんな事する必要あるのと思う事があるかもしれません。それでもやる必要があるのは、会社として支援してきたかというのが争った時に有効になってくるからです。ただ、改善内容を提示だけして、じゃあ後は頑張ってとやると放棄したと思われるので、しっかり目標を達成できるようにサポートしていきましょう。もちろん、改善できれば会社としてはいてほしい存在だと思うので、根気強くやっていきましょう。しかしこのときには、もういてほしくないと思っている事が多いので、雑になる事が多いと思うので気をつけましょう。

改めて面談をし、確認する

さて、面談指導をし、サポートもしたところで、実際にどう変化があったのかを見ていきましょう。そこで実際に目標に達したのかどうか、もし達成したのであれば、それを継続してもらいたいというのとまた同じような事になれば、再度同じような事を繰り返す旨を伝えれば良いし、もしそこで達しなかった場合、私個人の意見からすればそこで現契約を持って終了とする方向へ進めますが、大企業とかだとそれを一回として、もう一回した後に契約を終了というふうに持っていく所もあります。後は、会社がどう思うかだと思います。訴えられても全然戦うよというスタンスか訴えられるという事がイメージダウンになるから嫌だと思うのかどうかだと思います。実際にその立場にいた事はないですが、現場側からすると戦ってくれると思う会社と一緒にやりたいと私個人は思います。

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